
柿渋+銀(Ag)イオンで抗菌・抗ウイルスを
柿渋と銀イオン(Ag+)を組み合わせることで
環境にやさしく高い抗菌・抗ウイルス力を発揮する
安心安全な抗菌素材が誕生しました。
「柿渋」は、青い渋柿のしぼり汁を発酵・熟成させたもので、日本では永く塗装下地や雨傘・ウチワの塗料など防水・防腐剤として使われてきました。
近年、その主成分である「柿渋タンニン(ポリフェノールの一種)」が持つ高い抗菌・抗ウイルス性が認められ、さらに注目されています。
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「銀イオン(Ag+)」は、カビや大腸菌などを不活性化する高い抗菌・抗ウイルス力を持っており、銀イオンを使って抗菌効果をうたう商品も多く見かけます。ですが、銀イオンは水に流れやすく物質に定着させにくいという欠点もあります。
柿渋の重金属に対する強い固着力と銀の化学反応を阻害しないことに着目し、この2つを組み合わせた「柿渋+銀(Ag)イオン」を開発。銀イオンの担持が困難だった物質にも安定的に固着することができるため、幅広い環境と用途に対応できます。
安心・安全で抗菌・抗ウイルス・消臭効果のある「柿渋+銀(Ag)イオン」は、さまざまなシーンで問題解消に役立てられています。

柿 渋
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銀イオン
南信産業の特許技術
柿渋+銀(Ag)イオン
●柿渋の抗菌効果
●銀イオンの抗菌効果
●銀イオンの定着性向上(柿渋の効果)
●柿渋は銀イオンの効果を阻害しない


特許No.5813269
特許No.5770955
主な効果
新型コロナ・インフルエンザ・肺炎球菌・ノロウイルス・ポリオウイルス・コクサッキーウイルス(手足口病)・大腸菌・その他、花粉やエアコンのカビや細菌などの防止作用に有効で、抗菌・抗ウイルスの長期効果も確認済みです。
専門機関による性能評価試験の結果、上記全てのウイルスへの効果が確認されました。
《柿渋+銀(Ag)イオン》の特長

《柿渋+銀(Ag)イオン》担持ガーゼの抗菌作用
資料提供:宮地勝照(南信産業)
銀(Ag)イオンはカビ、大腸菌、ウイルス、黄色ブドウ球菌などに対する抗菌材として利用されています。
これを柿渋と合わせることで水に弱い銀イオンの欠点を克服しました。
試験例1:《柿渋+銀(Ag)イオン》担持ガーゼ※

紡績前の木綿綿を柿渋原液とナノ銀溶液を含有する希釈液に浸漬後、脱水乾燥し紡績。できた糸を用いた布でガーゼを作成、その後24時間洗濯した物を使用。
試験例2:銀担持ガーゼ※

※紡績前の木綿綿を100倍に希釈したナノ銀溶液のみを含有する希釈液に浸漬後、脱水乾燥し紡績。できた糸を用いた布でガーゼを作成した。
《柿渋+銀(Ag)イオン》を担持させたガーゼと銀のみを担持したガーゼの抗菌作用を比較すると、《柿渋+銀(Ag)イオン》は菌の増殖に対し、大きな働きを示しています。
「柿渋」の抗ウイルスパワーを研究機関が証明

インフルエンザウイルス、ノロウイルスへの働きが広島大学・坂口剛正教授の研究で確認されています。
「柿渋」の主なウイルスへの効果


資料提供: 広島大学大学院医系科学研究科ウイルス学 坂口 剛正 教授
さらに新型コロナウイルスも不活化することが奈良県立医科大学から発表されています。
セシウムなどの除去にも期待される「柿渋」

佐賀大学の研究結果では柿渋にはカドミウム等の重金属、セシウムなどの放射性物質を除去する働きがあることが分かっています。
濃硫酸により架橋処理して調整された
柿タンニンおよび茶葉の吸着剤による
セシウムとナトリウムの吸着等温線

条件:吸着剤重量10mg、溶液量10ml、実験時間48時間、
温度303ケルビン
様々な吸着剤によるセシウムの吸着容量比較

■ 資料提供
佐賀大学化学工学研究室 大渡啓介教授・井上勝利客員研究員特任教授
柿渋や渋柿の廃棄物(⼲し柿製造で発⽣する渋柿の⽪、柿渋液の搾汁残渣)や柿渋粉末を濃硫酸での処理により調製される吸着剤は、環境中の微量のセシウムや6価クロムといった有害物の除去に極めて優れた機能を発現する。
「スーパー抗菌サンゴ」の特長

「スーパー抗菌サンゴ」は、柿渋と銀(Ag)イオンの抗菌作用によって、水質・砂場や土壌を継続して強力に浄化する抗菌素材です。
多くの細菌やウイルスが頻繁に繁殖・増加する場所と環境において、魚類・昆虫・ペット・人体に安心で、しかも少量で安全な強い抗菌効果を継続的に発揮して汚染環境をきれいに浄化します。
抗菌サンゴ試験結果
(厚生労働大臣登録検査機関)東京食品技術研究所・検査
■ 大腸菌・培養検査(比較)
(A):天然サンゴ焼成粉砕(無加工品) (B):スーパー抗菌天然サンゴ

《柿渋+銀(Ag)イオン》を担持した「スーパー抗菌サンゴ」(B) は、無加工品(A) に比べて、大腸菌を16,400分の1に減菌する働きが実験でわかっています。
■ 初発菌数
(A)(B)共通:670,000/ml
■ 24時間経過後の菌数
(A)→ 2,140,000/ml(増加)
(B)→ 130/ml(減少)
■ ABの比較菌数
(A)に対し、(B)は 16,400分の1に減菌されています
■黄色ブドウ球菌の培養検査
黄色ブドウ球菌にも効果が高く、10日間水を入れ替え続けた場合でも抗菌性は保たれました。

砂場の抗菌改革


公園の砂場は子どもたちの健全で豊かな発育に役立つ遊び場です。
しかし、多くの砂場では「消毒」や「管理」が行き届かず、野鳥や小動物の排泄物などが原因で、病原菌・ウイルス・寄生虫などの温床となっているのが現状です。
《柿渋+銀(Ag)イオン》は、自然素材を原料とした抗菌・抗ウイルス素材で、効果は1年持続しますので、清潔で安心・安全な砂場環境へと手軽に改善することができます。
砂場の抗菌抗菌化の仕組み
砂場に《柿渋+銀(Ag)イオン》を散布すると、
銀イオンと柿渋それぞれが持つダブルの抗菌・抗ウイルス効果に加え、
柿渋が銀イオンを安定的に定着させるという相乗効果で
砂場全体を安全で耐久性のある抗菌砂場に改良できます。
抗菌素材が砂と砂の間に浸透し、柿渋タンニンにより特殊吸着して、砂場全体が継続的に抗菌され続け、その結果、多くのウイルスや病原菌は滅菌され、人やペットに無害で優しく、清潔で安心・安全な砂場に改良されます。
検査結果では強い抗菌力の即効性と持続性が優れた数値で証明されました。
公園の砂場散布にて効果が証明されました!

■ 新宿区内公園砂場 柿渋銀イオン99処理後の分析試験成績書